21日午後2時ごろ、滋賀県米原市甲津原の奥伊吹スキー場で、スキーをしていた岐阜県関ケ原町関ケ原、団体職員藤田耕司さん(39)と長男で小学1年の一輝君(7つ)に、スノーボードをしていた津市羽所町、会社員坂野賢さん(29)が後方から衝突した。一輝君は頭などを強く打ち、病院に運ばれたが、約5時間後に死亡した。藤田さんと坂野さんは、手や足などに軽いけがをした。

米原署によると、同スキー場は、スノーボード侵入禁止の子ども用のゲレンデや、スノーボードとスキー兼用で初心者向けのメーンゲレンデなどに分かれている。藤田さん親子は、子ども用のゲレンデに向かって、メーンゲレンデ(幅約80メートル)を斜めに横切るように滑降し、坂野さんは後方から親子2人にほぼ同時に衝突した、という。

米原署は、一輝君が両脚を骨折していることから、スノーボードが激しく脚に当たったとみている。坂野さんは、衝突の状況を詳しく説明できないほど動転しているが、「(スノーボードの)初心者ではない」と話している、という。藤田さんは昼すぎに自宅を出発して、家族4人でスキー場に来ていた。事故当時、ゲレンデは混雑しておらず、視界も良かった、という。
(京都新聞)