都内のホテルで開かれたトリノ冬季五輪に出場する日本代表選手団の結団式=22日夕2月10日に開幕するトリノ冬季五輪に向け、日本選手団は闘志と決意も新たに結団式と壮行会に臨んだ。22日、東京都内のホテルで行われた結団式で、選手団長の遅塚研一・日本オリンピック委員会(JOC)常務理事は「オリンピックという最高の舞台に日本を代表して参加することを誇りに思い、頂点を目指して全力で戦うことを誓う」とあいさつした。

結団式には選手団主将のスピードスケート女子の岡崎朋美(富士急)、旗手の同男子の加藤条治(日本電産サンキョー)は、オランダで開かれている世界スプリント選手権のため欠席。代わりにワールドカップ(W杯)ジャンプ札幌大会で3位に入った足で駆けつけた旗手代行の岡部孝信(雪印)が、竹田恒和・JOC会長から遅塚団長を経て、団旗を受け取った。

日本選手団は選手113人(男子60人、女子53人)、役員127人の計240人。冬季五輪では自国開催だった98年長野五輪を除き、過去最大規模となった。長野でメダル10個(金5、銀1、銅4)と躍進しながら、前回02年ソルトレークシティーではメダル2個(銀1、銅1)と不振を極めた。遅塚団長はこれまでメダル獲得の目標を「色に関係なく5個」と掲げている。

▽岡部孝信(ジャンプ) (団旗を受け)重みを実感した。みんなの期待を再認識した思い。100%の力を出し、金メダルを取れるよう頑張ります。

▽原田雅彦(同) たくさんの人の声援を受け、また気合がみなぎってきた。五輪が来るたびに四つ年をとるが、若手に負けないよう、いい笑顔を見せたい。

▽国母和宏(スノーボード男子) すごい式で緊張しました。日の丸を背負うことはうれしいけど、プレッシャーもある。トリノのテーマは「経験」です。

▽成田童夢(同) 頑張らなくちゃという気になってきた。ワクワクしている。できることを最大限に発揮して、日本の童夢ここにありとアピールしたい。

▽今井メロ(スノーボード女子) いよいよ来たなという感じ。追いかけても待っていても時間は同じ。ドキドキするよりも楽しみに待ちながら本番を迎えたい。

▽神野由佳(ショートトラック女子) 自分が日の丸を背負っていることを実感した。ソルトレークは出るだけで満足だった。トリノは充実したレースをしたい。
(毎日新聞)