自らのアイデアを取り入れたウエアとボードを披露する今井メロ=東京・岸記念体育会館3変化で金メダルだ!トリノ五輪スノーボード女子ハーフパイプ(HP)代表で、昨季のW杯種目別総合王者の今井メロ(18)=ロシニョール・ディナスターク=が21日、都内の岸記念体育会館で、五輪で着用する新しいウエアとボードを発表した。審判にインパクトを与えるために、練習用のベージュ、予選用のカーキ、決勝用のピンクと3色を使い分ける異例の作戦で金メダルを狙いにいく。

7変化ならぬ3変化で、メロが戦闘態勢を整えた。通常、スノーボーダーは練習から決勝まで一色で通すことが多いものの、メロは3つのバリエーションを用意した。黒や迷彩など落ち着いたカラーが主流の中、決勝では明るいピンクを着用する。採点によって順位が決まる種目だけに、審判に好印象を与えるための戦略だった。

高得点を目指そうと、控えめな色の予選までとは一転、決勝では大好きなピンクでジャッジの目をひきつける。流行のチェック柄を施しており、左足のすそと、男性並みに153センチあるボードの2カ所には、18歳の女の子らしくハートマークをあしらえた。

初めて袖を通したメロは「自分で鏡を見て違うなと思った。デザイン的にもかわいい。華麗な演技で花が咲き、笑顔になったらいい」と、すっかり気に入った様子。2回転のオリジナル技「メロウ720」に加え、開発中の新技が成功すれば、得点アップは間違いない?

14日のキスマークカップ第1戦で痛めた腰の影響が心配されるが「練習も大丈夫と言われているし、元気にやっている」と、23日からの米国合宿への参加は問題なし。降りしきる大雪の中「“私は勝つんだ”と思って滑りたい」と、直前に迫った本番への決意を新たにしていた。
(デイリースポーツ)