公式練習後、報道陣の質問に答える村上史“村上スペシャル”で「金メダル」獲得を狙う。トリノ五輪スノーボード・ハーフパイプ(HP)代表の村上史行(20=Cruise、札幌新陽高出)が今日14日からのFISキスマークカップ真駒内大会で、新技「フロントサイド1080(テンエイティー=3回転)」に挑戦する意向を示した。

最後の代表初切符を滑り込みで獲得してから3日後、早くも五輪へ向け必殺技の導入を決めた。これまでの「スイッチフロントサイド(キャブ)1080」に加え、1回の演技に2度の「1080」を入れる。W杯でも日本人は誰1人、成功していない構成。村上史は「取り入れないと勝てない。メダル獲得は厳しい」と口元を引き締めた。

練習でも、まだ成功していない。13日の公式練習でも「まずはキャブを完ぺきにしてから」と取り組まなかった。しかしストレートジャンプでは成功しているだけにぶっつけ本番で取り組む可能性もある。綿谷直樹ヘッドコーチは「2度入れるのがメダルには最低条件」と言う。

村上史は会見でただ1人、「五輪に出るからには金メダルを取りたい」と意気込んだ。最後の代表、村上史は最終的に表彰台のてっぺんに立つための青写真をすでに描いている。
(日刊スポーツ)