村上史行選手=須賀川理写す(毎日新聞)10時09分更新全日本スキー連盟は10日、トリノ五輪のスノーボード・ハーフパイプ男子代表の残り1人を村上史行(20)=クルーズ=に決定したと発表した。村上史は五輪初出場。これで同五輪のスキー代表50選手が出そろった。

<スノーボード:W杯ハーフパイプ>◇第6戦◇9日◇オーストリア・クライシュベルク
スノーボード・ハーフパイプ(HP)の村上史行(20=Cruise、札幌市出身)が初の五輪代表を決めた。男子で村上は12位に終わったが、今季のW杯第5戦で自己最高タイの2位の成績が評価され、スキー競技では最後のトリノ五輪代表に滑り込んだ。

あきらめかけた五輪が村上史に転がり込んだ。決勝では2回転半スピンで転倒し「駄目っす。スピードがでなかった」と反省しきり。ともにトリノ冬季五輪代表の選考対象に残る石原崇祐(24)のほうが7位と順位は上だった。競技終了直後は代表入りについて「分からない」と消極的な発言に終始したが、過去の実績が考慮され、朗報が舞い込んだ。

ダイナミックな演技が持ち味。日本人では数少ないタイプで、大技に成功すれば、勢いにのってメダル獲得も夢ではない。前回のソルトレークシティー五輪代表で2歳年上の兄、村上大輔(クルーズ)もライバルの1人という、厳しい代表争いを制し、トリノに乗り込む。

◆村上 史行(むらかみ・ふみゆき)1985年6月14日、北海道・札幌市生まれ。20歳。札幌新陽高出。北海道クルーズ。兄・大輔は02年代表。168センチ、66キロ。血液型O。