32年ぶりの記録的な大雪に見舞われた県内は9日、降雪のピークを超えたものの、各地に平年を上回る積雪が残ったままで、市民生活に影響を与えている。5日から降り続いた大雪は、交通網だけでなく、ショベルなど除雪道具が店頭で品薄となっているほか、野菜の高騰を招くなど、あちこちに異変をもたらしているようだ。

◆スキー場も迷惑
秋田市郊外の「太平山スキー場オーパス」は、5日未明からの大雪でリフトの座席や乗降所に1メートルを超える積雪があり、除雪作業が追いつかないため、同日は異例の営業休止に追い込まれた。平年約60〜70センチの積雪が、5日は最高1・2メートルに達したためだ。この日は従業員約30人が夕方まで手作業の雪かきに追われた。6日からは通常通り、営業を再開している。

女性従業員は「大雪による休業は92年の開業以来、初めて。昨冬まではむしろ雪が少なくて困っていたが、ここまで集中的に降られると、ありがた迷惑」と困惑していた。