トリノ五輪スノーボードハーフパイプ代表の今井メロ選手を応援しようと10日、所属のサイバードが入居している六本木ヒルズの企業が結集し、壮行会を開いた。今井選手は「自分自身が納得いく滑りをしてベストを尽くしたい」と宣言した。

壮行会には、今井選手が大ファンだというレゲエグループ「DefTech」が駆けつけ、“応援歌”としてアカペラで熱唱。今井選手は「私の名前を歌詞に入れてくれてうれしい。涙が出そうです」と喜んでいた。

会場にはサイバードの堀主知ロバート社長のほか、森ビルの森浩生専務、USENの宇野康秀社長、レックスHDの西山知義社長ら、企業のトップが集結。シドニーとアテネ五輪のセーリング代表、鈴木國央選手も参加、「五輪と思わずに、いつもの大会だと思って頑張れば力が出せるはずです」とエールを送った。

サイバードは同日、携帯電話を使って応援に参加する「がんばれ!今井メロ サポーターズプロジェクト」を始動した。携帯メールで応援メッセージを募集。そのメッセージを書き込んだ日の丸の横断幕を今井選手に手渡すほか、今井選手から携帯メールに活動報告などの返事が届くサービスもある。また今井選手の公式ブログも運営を開始する。

今井選手は「今年のおみくじは大吉で『周りの人に助けられて成功する』と書いてあった。応援を受けて頑張ります」とにっこり。初詣でで何をお願いしましたか、との質問には「金メダルを願うのは罰当たり。神様がくれるものではなく自分で取るもの。ちゃんと滑れるようにお願いしただけです」と意志の強い一面を見せた。

今井選手は史上最年少の12歳でプロスノーボーダーに認定され、05年にはFISワールドカップで優勝し、現在世界ランキング1位。トリノ五輪では金メダルの期待がかかっている。
(毎日新聞)