記録的な大雪に見舞われている県北部では、交通機関やスキー場などに影響が出ている。前橋市内でも6日早朝に最低気温が今冬最低の氷点下6・1度となり、一部の水道管が凍結。また県のまとめで同日までに県内で14人が雪下ろし中の転倒などで重軽傷を負った。前橋地方気象台は「7日の降雪は小康状態となるが、8、9日に再び寒気が南下する」とみており、降雪状況に注意するよう呼びかけている。

前橋市水道局では6日早朝から「水が出ない」「水道管が壊れた」などの問い合わせが数十件殺到。出ない蛇口を開けたまま外出した家などで一気に水が噴き出すケースもあったという。同局水道整備課は「厳しい冷え込みが予測される時は就寝前などに蛇口を少し開けたままにしたほうがいい」とアドバイスする。

近年は相次ぐ暖冬で“雪ごい”をしていた県北のスキー場では、想定外の大雪に苦慮。谷川岳天神平スキー場(みなかみ町湯桧曽)を経営する谷川岳ロープウェーは「利用客の安全を優先する」として7日まで営業を休止した。同スキー場に通じる国道などで小規模雪崩が発生、またロープウエーは登山客も利用するため「営業すれば登山客を危険に導く恐れがある」として休止を決めた。同気象台は、雪崩は破壊力が強い「表層雪崩」とみて警戒している。

交通機関ではJR上越線が沼田―水上間で6日午前11時〜午後2時、大規模な除雪作業のため運休した。
(毎日新聞)