トリノ五輪を前に、欧米のW杯を席巻した日本勢が13日、相次いで帰国した。スノーボード・ハーフパイプ(HP)W杯第5戦(カナダ)で優勝して男子代表入りの内定を確実にした成田童夢(20)=キスマーク=と女子代表に内定している妹・今井メロ(18)=ロシニョール・ディナスターク=が、NTTドコモのテレビCMで初の“兄妹共演”することがわかった。

日の丸の小旗を自ら振って、堂々の凱旋だ。右ひざ手術と父との確執を乗り越え、今季W杯第5戦(11日)で復活優勝を飾った成田が笑顔で戻ってきた。

16日の全日本スキー連盟理事会でトリノ五輪代表入りが事実上決定する童夢は、すでに代表に内定している妹・メロとともに兄妹同時出場を実現させた。「五輪の前にスノーボードの話題をさらい、成田旋風を起こしておきたいですね」。

自ら出演するDVD『成田童夢のスノーボードしようよ』(実業之日本社)も発売され、スノーボード界ではすでにカリスマの童夢だが、五輪代表入りを機会にいっきにメジャーへ駆け上がる。携帯電話会社NTTドコモのテレビCMにメロとともに起用されることが決定し、14日に愛媛・重信町の室内スノーボード場で撮影が行われるのだ。

CGを駆使して童夢とメロが街中を滑走する映像が年明けからオンエアされ、話題の兄妹が五輪開幕前にお茶の間デビューする。「メロは妹というより相棒。トリノでは世界中の人に驚きを与え、だれよりも歓声を沸かせたい」。前所属チームの監督だった父・隆史氏からそろって独立した2人が、兄妹タッグで金メダルを目指す。
(サンケイスポーツ)