賞金総額1100万円、世界最大規模のスノーボード・コンテスト「第6回X―TRAIL JAM in TOKYO DOME」(報知新聞社後援)が11日、最終日を迎えた。全長100メートル、高さ30メートル(オフィスビルの8階分に相当)、最大斜度39度のジャンプ台で行われたストレートジャンプ種目で、ニコラス・ミューラー(24)=スイス=が初出場、初優勝。賞金200万円と日産車「X―TRAIL」を獲得した。日本人では、これまで3大会連続で準優勝していた鈴木伯(24)=SAVANDER=は、山口睦生(30)=S―SHENMU=とともに準決勝で敗退、ファイナルに進めなかった。

◆大技成功逆転

ミューラーが逆転の一発を決めて優勝をさらった。3人が出場したファイナルは、2回の試技で得点の高い方を採用するルール。1回目を終えた時点で3位、2回目は逆転を狙って大技で勝負した。スイッチバックサイド900(逆スタンス後ろ向き踏み切り2回転半)で着地もピタリ。残り2人が2回目に高得点を出せず、初出場Vが舞い込んだ。勝利のすしに舌鼓を打ち、「夢を見ているようだ」と感激していた。

◆鈴木決勝逃す

鈴木の4大会連続でのファイナル進出はならなかった。8選手が出場した準決勝。大技「CAB1080(逆スタンス前向き踏み切り3回転)」の着地に失敗、上位3人に入ることはできなかった。「今まで1回も立ったことない技だったんです。着地決めていれば、残れたのに…」と残念そう。それでも過去最高4万3072人の観衆を十分に沸かせた。「毎年、海外の選手のレベルが上がっている。それに負けないようにしないといけない」と話していた。
(スポーツ報知)