山形市の蔵王温泉スキー場が3日、オープンした。地元関係者ら300人が出席した安全祈願祭の後、開幕を待ちわびたスキーヤーやスノーボーダーが、雪の感触を確かめるようにシュプールを描いた。

昨年、一昨年は降雪量が少なく初滑りのセレモニーはお預けとなっていたため、本格的なスキー場開きの実施は3年ぶり。会場の上の台ゲレンデでは、蔵王温泉観光協会メンバーが扮(ふん)する蔵王のてんぐがプラカードを掲げながら滑り降りた。

先月19日ごろから滑走可能となり、現在の積雪は約50センチで、雪質は上々だという。

同スキー場の人出は1992年の158万人をピークに年々減少、昨シーズンは60万2000人人にまで落ち込んだ。観光協会では「この冬こそ、減少傾向に歯止めをかけたい」と順調にシーズン開幕を迎え、期待を膨らませている。
(河北新報)