県内のスキー場が12月上旬から次々とフルオープンする。25周年を迎えた安比高原と雫石、営業再開2年目の岩手高原など、各スキー場はさまざまな取り組みで集客増を目指している。主なスキー場のイベントや割引サービスなどを紹介する。

県観光協会によると、昨シーズンの県内スキー場利用者数は前年比約7万5000人(5・0%)減の142万人。ピークだった91〜92年のシーズンの約372万人から毎年減少している。

昨季は小規模スキー場(15カ所)が約19万2000人と同10・5%増加したが、安比高原や雫石などの主要スキー場(8カ所)は岩手高原が7シーズンぶりに再開したにもかかわらず同7・0%減少した。各スキー場は利用客減少に歯止めをかけるために必死だ。

◇1回分が半額に
25周年を迎える安比高原。12〜3月の毎月25日に5時間や8時間のリフト券などを購入すると、その券で翌月の1回分が半額になる。また12月23〜25日など計7日間、直滑降のタイムを競う大会を開催し、25位になるとホテル安比グランドの宿泊券がプレゼントされる。

◇スノーボードも
同じく25周年の雫石は3月3日に韓国の選手を招待してスノーボード大会を開催する予定。また12月22日までに昨季のシーズンリフト券で今季の1日リフト券が割引になるサービスも。

◇雪上でお見合い
岩手高原ではサテライトスタジオを設置。DJが音楽を流す。また12月24日には「ゲレンデで恋しよう」と題してお見合いパーティーを開催。また3月には「クイーンコンテスト」を開き、優勝者には賞金10万円が贈られる。

◇温泉入浴が半額
八幡平リゾートのうちリゾートは今季から名称をパノラマに変えた。12月20日から3月28日の毎週火曜日に八幡平リゾートホテルの温泉の日帰り入浴料が半額に。祭畤も1日リフト券購入者は75円で温泉に入れる。夏油高原でも今年10月にオープンした「夏油高原温泉」で利用客の増加を見込んでいる。

◇県内全スキー場のオープン予定

12月3日
安比高原(八幡平市)
夏油高原(北上市)

10日
奥中山高原(一戸町)

15日
雫石(雫石町)

16日
岩手高原(雫石町)
パノラマ・下倉(八幡平市)

17日
網張温泉(雫石町)
平庭高原(山形村)
和賀(北上市)
越路(江刺市)
ひめかゆ(胆沢町)
志賀来(西和賀町)
湯田(西和賀町)

18日
くのへ(九戸村)

23日
鉛温泉(花巻市)
祭畤(一関市)
生出(玉山村)

12月上旬
八幡平(八幡平市)

12月中旬
国見平(衣川村)

12月下旬
赤羽根(遠野市)
田山(八幡平市)

1月7日
岩山(盛岡市)
※夏油高原は23日から一部滑走可

(毎日新聞)