10月30日で営業を終了した滋賀県米原市上野の伊吹山スキー場の経営を、東京都のスキー場運営会社「スノーマジックエンターテイメントジャパン」が引き継ぐことが、8日までに分かった。地権者である地元の上野財産区もすでに同意しており、同社は12月23日からの営業再開を目指している。

同スキー場を経営してきた近江鉄道(彦根市)が採算の悪化を理由に撤退を決め、経営の引き受け手を捜していたところ、「スノー」社が名乗りを挙げた。

財産区を構成する上野区の住民や近江鉄道などによると、9月に「スノー」社から「経営を引き継ぎたい」との打診を受けた近江鉄道が上野区の住民にその意向を伝えた、という。その後、「スノー」社も10月中旬に上野区を訪れ、国などの許認可手続きを経たうえで12月23日から再開したい、との意向や事業内容などについて説明した。上野区は10月から区協議会などで対応を検討した結果、受け入れに同意した。

伊吹山スキー場は1957年に近江鉄道が京滋の最高峰・伊吹山中腹に整備して開業したが、80年代半ば以降は客足が遠のき、赤字を重ねていた。
(京都新聞)