来年のトリノ五輪でスノーボード・ハーフパイプ(HP)の女子代表に内定している成田夢露(17)=夢くらぶ=の父で監督の隆史さん(55)は29日、用具変更のテスト申請の締め切りだった今月末までに申請を提出できない−と、全日本スキー連盟(SAJ)に文書を送った。

 成田は昨季まで使用していた用具メーカーとの間でトラブルが発生、新たな用具メーカーを決定が難航している。選手は使用する用具のメーカーを変更する場合には、期日までに用具のテスト申請をしなければならない。隆史さんによると、成田は情熱も気力も失い、五輪出場もあきらめているという。

 文書には「期日までに申請が提出できないため、内定を取り消されても仕方ない」とした上で、「精神的に安定したら、もう一度トリノに向けてがんばりたい」と記されている。

 SAJの佐々木峻スノーボード部長は「内定を取り消す状況ではない。成田本人とよく話し合って今後のことを決めたい」と話している。
(サンケイスポーツ)