西武グループが新潟県湯沢町の土樽スキー場について、今冬の営業をせずに休止すると同町関係者に伝えていたことが24日、明らかになった。利用客が低迷しているためで、採算の見込みがたたないことから同町も休止を了承している。

 西武グループのスキー場の閉鎖、休止決定は、滋賀県米原市の伊吹山スキー場に続き2施設目となる。

 湯沢町によると、土樽スキー場は戦前に旧国鉄が開いた老舗スキー場で、1990年に西武グループの中核会社コクドが経営を引き継いだ。ピーク時にはシーズンの利用者数が約1万3000人だったが、前シーズンは約2800人にとどまった。

 土樽スキー場は、西武グループの国内外約170の施設のうち経営改革委員会が売却、撤退の検討対象としていた85施設の1つ。グループ改革を進める西武鉄道の後藤高志社長は、施設の存廃については個別に地元と交渉するとしている。
(共同通信)