90c72209.jpg滋賀県志賀町の比良スキー場閉鎖に伴い、施設撤去など元の自然に戻す復元工事が行われることをうけ、近畿一円の登山愛好家たちが30日、自然回復を求める集会をスキー場跡地で開いた。

同スキー場は、1962年に京阪電鉄の子会社、比良索道が開業したが、利用者低迷などで昨年3月に廃業。施設撤去や建設時に埋め立てられた八雲ケ原湿原などの復元方法について、京阪電鉄や地元関係者らが協議している。

集会は県勤労者山岳連盟(秋田誠会長)が、呼び掛け、湿原を埋め立てた八雲ヒュッテ前に約150人が集まった。

秋田会長が「同様の問題をかかえる地域のモデルケースとなるよう、ねばり強く自然の回復を求めよう」とあいさつ。復元方法を検討する協議会の公開や、周辺環境に配慮すること、町や合併する大津市が工事の監視に努めること、緊急避難施設として建物やトイレの一部を県が引き継いで管理することなどを求める「比良八雲ケ原アピール」を採択した。
(京都新聞)